ミサイル(誘導弾)の数え方
ICBMやIRBMやMRBMやSRBMなどの大型の物は基、機、発、本。発射台は基。
小型の(航空機搭載可能な)誘導弾は機、発、本、慣例的に基。発射基は台、慣例的に基。
艦載及び陸上移動発射型の誘導弾はICBM等と同一だと考えられます。
基本は弓や弾丸を放つことを表し爆発物を数える発で数えます。また細長いものを数える本を用いたりします。その他にも元来織機を表した機を使用します。理由はロシアでは誘導弾は小型無人機として扱われていること。車や機械を数える台は大地が支えているものという意味を持つため、大地と離れて飛行する航空機の数え方には適当ではないと思われたので、やむを得ず機をあてて航空機を数えていることだと思われます。
その他にも元来巨大であったロケットを数えるために人一人の手では動かし難い遺跡や据え付けてある大型機械を数えるのに用いた基を用いた為慣例として基で数えています。
参考文献
広辞苑
新明解国語辞典
数え方の辞典
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